ケイナワ 三面鏡は日照りにて ひだりはぎらぎらし みぎなんぞはまあ酷い 面を耕せども耕せども 化膿した小石を投げ 瓢箪のやうな方寸に 箪笥と喩うべきなのか 皺だらけのあやめの池 無精も生えない畑にも 土手にならんだ白梅で ケトルもぴうぴう鳴る どうぞ…
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