2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

教室

教室 エメラルドの黒板に ガリ版の教科書と 尋常小学校の生徒たち いいですか、あなたたち ともだちと云ふものは 錦のようであるべきです おなじ学帽をかぶり 机をならべているのは いったいぜんたい どう云ふ仕組なのでしょうか ある聖人が飢えた貧民に ペ…

ブリキの泪

Tear of tin Change a lot of trains, I arrived at town of static. In an old coffee shop, At first have a espresso. Music of Jane Birkin plays. I came to like here immediately. An uncle watches me. Probably I think that it is a storekeeper. …

雑記

雑記 たりない月日と 月のスープがまざって もういいかな、なんて 心持になっていた 月光のローズピアノが 世界中を満たしてゆく ロマン辻 曲がる けっこう 昭和通りのシャッター街 ひとり空中お散歩 タバコの火が赤く燃える 灰になって おやすみ たよりはこ…

甘い恋

甘い恋は日和つづき 春の心は穏やかです おそろのワンピの灯たち 辻に砂塵は吹き荒れます 白く濁った雪洞は あの娘の巾着見つけます 原生天の日和には つと奪いますつと奪います 夕餉のころには林の中で 紅花は男に食べられます 嗚呼!巌のような波は打つ 白…

女衒の助六

在る長屋に大層な後家殺しが居た。そなる男は珍妙な印度の香らしき物をいつも小袖に入れ、珠のような赤い羽二重を襦袢の上に見事に着こなしていた。髪は無造作にまとめられているが、絹糸のような髪の一本一本はとても艶やかであった。殊に目、その男はおお…

五条別れ

五条別れで恋をした 男の子と女の子 逢瀬の長い坂道越えて 契るは恋の愛餓を 清水は流れ、柳さざめく 赤い蜘蛛の糸の先で あやとりやりとり あやとりやりとり 恋と熱病にはご用心 夢と現の境い目の 花かんざしと女の子 都ホテルの一室の 鏡にルージュで愛餓…

曽我部恵一的な(笑)

新世界 まるで空気のような未来ばかりが 窓硝子ごしに流れてゆくね 君とすごした幾年かがさ 青空のフィルムに焼かれてゆくよ ねぇ、こんな世界があればいいのにね 頼りない天使の羽が空から はらはら降りそそいでくるよ 幻想ランプの新世界みたいさ ブリキの…

Vice minister

The minister There was a vice minister. He secretly planned the killing of God. "He is playing guitar singing at the pub in town. I'm going to gift him a bullet in that guy " For that purpose, the vice minister stopped praying. He buried t…

1983

1983 Love letters of heaven Riding a red Beetle Carry on my job girl But they also occasionally skipping The more you do it seriously Occasionally look at the contents of But I also laugh a camphor Innovation You are right not cramer? Do n…