石蕗 冬の空からふつてきた 石蕗がひとつありました 薄黄にひかつておりました まあるいお月のせいでしようか その八重の葉のうらを 舌先でふいとなぞつてみますと わずかに紅がさしました 私はしばし腕木のようでありました
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