2014-11-19 石蕗 石 石蕗 冬の空からふつてきた 石蕗がひとつありました 薄黄にひかつておりました まあるいお月のせいでしようか その八重の葉のうらを 舌先でふいとなぞつてみますと わずかに紅がさしました 私はしばし腕木のようでありました