雪月抄 なんてんカラアの紅いほほ 口もとかくして走り去る 毛糸の絡まるカラアドは ほそい小雪であみあげた 処女のがらくたであつた おもいの丈の吹きすさぶ ネオンちらつく街のかど 踏まれた影とゆうくれを 珈琲カツプでのみあけた まあるい窓のむこうがわ …
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