赤レンガはすむかいの恋が ひつそりと摘まれてしまう 床几にほほついて それらをじつと眺めてはとほく汽笛の音がした 赤レンガはつばきのやうで まるでおそろしい 屋根のない心のやうだ駑馬駑馬とおいかけて また去つていつてしまう 在る、変性的情事を おれ…
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