西館電燈 わたくしは 十三の月を下車した かみを梳くやうに 稲穂はゆれ またわたくしは 青い戸をたたいて 廃院の屋上に いくつもならべた トランプや 失語症の洋服を おきにいりの それらもかわいて あおざめては ゴシツク調の符や ひびわれた月や 便りの入…
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