無題 そらの欠片で解剖された 沈黙はなにも語らない ワルツは花瓶におさまって 物色づくレコードの針 いくら月灯のシールを こそこそ集めたところで 硝子の子猫は救えない 透明な二元論にももう飽きた 窓辺に座りあらためて あなたは青い髪を梳くだろう まる…
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