旧節 睫毛の長い夜の名も 裁ちばさみでばらばらで あゝ南天なんぞ白化粧 瓦斯燈でくもつた硝子が 障子のやうにみえるのは プラテツクのせいだろうか これはどうしてかしらんと 芦毛のはえた郵便受けに じつとじつと佇む旧節 色鉛筆でたとふなら 一体どのやう…
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