無題 蚊帳から臨む 出納帳に登る日は 顆粒の午後保ち これは金蘭あれは銀蘭 がたがたの山路や 朝市で仕入れた天を ぞふぞふ仰いで 歩廊のブナを行く 蕩けるような 在りし日々につくつくと おれは影を踏んでいた それが商人なのです だれかがさう言っていたか…
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