ひねもす手帖に おれは杉の群青に立ち 花被の暗いステンド製から 希少銀貨の空を見上ぐ 天線は掘削道につき あちこち切手に綴られる パリパリの風に果房も揺れて ドラムのような空のなか 窓辺にびつたりとついては がらがらと回つていた ぽつねんひとりきり …
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