ボイラーとリネン室 八月は黒スーツ とっちらかった町を行く 送電線でぐるぐるで 月の消灯後の 療養所のリネン室は 洗い立てのカンバスで 朝の日光に油彩であるから おれも立ち去るほかない もよりの明かりは 屋上から望む藪ガラシで あとは黒い実のような …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。