床屋

床屋




そらはじゆずつなぎで
 かんばんがおちてくる
  かいぶんはおろおして


ぬりかべはへつつい
 とこやははまべなのか
  かんばんはないている


あついくもびるのびて
 いくつもせきをこえて
  かげはなかばをすぎた


ころあいはしちがつの
 いくつもとこやすぎては
  しらかわめにこいをする


しちやにうつたはなを
 かいもどしてはうつては
  おへやのまどべにかざる


とこやはしちがつをきり
 はなおれとおげをぬつて
  やうやくかげ栞になります