2016-01-08 独楽 石 独楽 独楽のやうです 踊りつかれたらそう 唐土からきた砂塵 てのひらにざりざりと いつもさうでした くわんせいの法則なるは こころにも働くやうで 句読点ばかりが 畳に転がるのでした かたい枕のやうな 雲霓のむかうに はや咲き梅の京女 振袖、色剥げあてどなく いややわなどと 腰にまいた言い訳です 稲穂相撲のやうで 折れた枯木でもよいですが ぱちりぱちりと 火の粉ちらしては あくる日、シヤボン玉 面つけた小僧さんが ぱちりんぱちりん 射的をやつていました 円山の暮夜、提灯